距離感が難しい

ミーティングやら打ち合わせやらが最近多いので
よく考えること。

先月、友達と遊んだ時の話。
お会計の時に、万券だったので先に出したわけですが…
合計が大した金額じゃなかったから、別にいいやと思い
「いいよいいよ俺だすよ」
と軽い気持ちで言った時

『何言ってるの。同級生なんだから割り勘でいいじゃない』

と全力で止められました。

僕も社会に出てもう随分経つわけで…自然と年下との交友関係も広がっているわけでありまして。
後輩や女性とご飯とか行ったりすると、会計時には
「やはり年上の俺が出すべきなのか?」
などと帰り際に自問自答が続くのです。
(よくよく考えると完全に見栄張ってるだけの時が多いのだが)

だけど、久しぶりに会った友達に「本気」でそう言われた時に、
その感情の深いものになんだか「グッと」きたと同時に、フラットな関係である事の「心地よさ」を感じたのでありました。
ああ、ここでは同じ立場でいることで、自分の居場所が明確になるのであろうと。

またひとつ歳をとり、またひとつ大事な事に気付かせて頂けました。ありがたいことです。本当嬉しいよね。

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まだ東京に出てくる前。
地元の、とある企業で働いていた時のこと。

関西に本社工場があるような大きな会社でしたから、一般工員といわゆる転勤族(出世組で関西からの単身赴任者がほとんど)が同じ部署で入り混じって仕事をしていました。

僕が入社した時と同じくして転勤されてきた方がいらしたのですが、一緒に研修的な時間も過ごしたことで、仲良くして貰っていました。
今思えば、その方の影響がとても大きい気がしています。
原理原則から、社会のことまで…
本当に色々教えてくれました。

一緒に行った飲みに時は、
『清水さん、金は上から下に流れるもんやで~(注※岸和田出身の彼は確かこんな話し方だったような記憶が汗)』
などと言って一切払わせてくれなくって。

立場も年齢も上なのに、同時期に配属になったという理由だけで、10歳も年下の俺に敬意を表して接してくれるところや、磊落豪雄な性格にとても影響を受けました。
ああ、こんな人になりたいなと。
中谷さん、元気かな~
もう一人大好きな先輩いました。山本さん。やばい…たくさん人思い出してきた。皆さんお元気かな…

そんなくだりもあってか、最近は年上の俺が的な要素に慣れて感覚がマヒしていた部分もあったかもしれません。

よくよく思い出すと、結局中谷さんや山本さんのうわべだけしか真似てなかったのかなと反省。

ふと考えること。
自分が思うほど、他人は自分のことを見ていないのです(ここでは良い意味で)。
そんなに人の一挙一動気にする必要はないんじゃないのかな。

細かいこと気にしすぎなのかもね。

もっと男を磨こう。

また結局そこに辿りついて今日も無事おやすみなさい。

マル

だいご