あれから三年が過ぎました。東北大震災。
大切な人を亡くしたり、大事な場所を失った人の気持ちはどれほどのものか、僕には知る由もありません。
心に深い傷を負った人たち、癒える事のないであろうその心を思うと胸が張り裂けんばかりです。
その方々から見れば、ドラム叩いたり曲を作ったりアンサンブルしたりなど、ただ好きな事をのうのうとやっているに過ぎません。
僕らの力でそれを癒す事など、到底無理であり、ただただ己の無力さを痛感するだけであります。
ただ生かされている人間として、この地上で空気を吸うように、大好きな音楽と楽器とそれを取り巻く人と真剣に向き合って、いいものを作って行きたい。あの日を知らない子供達や、これから生まれてくる子達にも何か伝えていく義務を全うしていきたいと思っています。
改めて合掌
マル
だいご
