1stアルバム、いかがでしたか。
そしてリリースパーティという名のイベント。release partyではなくあくまでリリースパーティといいたかったレコ発。
名はどうであれ、たくさんのお越し、本当にありがとうございました。
お陰さまで満員御礼、パーティという事で終了後もみんなで乾杯!楽しかったです。
100分ほどのライブでしたが、笑顔が笑顔を呼び、僕らとみんなが互いにフィードバックしあうような、とても素晴らしい空間であり、時間となった事、嬉しく思います。成功でしたね。
今回は音源の発売後でのライブ。今までライブを見てくれて買ってくれた人に加え、音源を聞いてきてくれた人もいたわけで、きっと音源とはまた違うイメージを持つ事が出来た曲もあったのでは?
そこがまた僕らにとっても嬉しい所。
そしてSNSで情報を入手して乗り込んでくれた外国人の方々(隙間のオフィシャルfacebookは英語対応なのよ)がノリノリだったのが印象的でした。
様々な角度から皆で情報発信してきたからこその大成功でもあったと思っています。
本当に感謝。
もうどこにいてもあらゆる情報をタイムリーに入手できる時代。それは日本だけでなく世界中。
そのアドバンテージは隙間のこの側面を見てもわかるように、素晴らしい事だ。
僕もSNSはやっているので、その便利さや情報共有の早さの恩恵はたくさん頂いていますよ。
そう言った恩恵を受けて、これからもどんどん発信を続けて行こうと思う反面、“モノを作り出す”という観点においては、どうだろうと考えてきた部分がありました。
『アナログ思考で』
以前にもそう書いたのだけど、“創作”においてそれが良くなる過程で、手間が掛かるのは不可欠だという事。
人の手が入って、また次の人が触れて…時間を隔てて、そのモノはマッシュアップされていく。
当たり前の事かもしれないけど、やっぱり思考はオンタイムな情報と別回路とする。
無意識だったかもしれないけど、それを意識していきたいと強く思うようになって来たのは確か。それが僕の中のアナログ思考かもしれません。
ここで言うモノとは僕らで言えば、曲であり、隙間三業そのもの。
伝統というものは、師から弟子へ、代々代々…時間と労力を重ねて、それぞれの人を介して個性が与えられ、磨かれてきている。
そしてそれを見聞きした人が更に人に伝え、インスピレーションを与え、新たなモノが生まれる。
そうやって工芸品や芸能、様々な芸術品が生まれ育ってきたろうし、そう繰り返してきたはず。
僕が今まで見聞きしてきたものを通して手間かけるのを厭わない事。
ちょっと具体的になかなかうまく言えないけど何かが生まれそう!
そして僕だけでなく隙間三業でもまだまだ何かを生み出せると僕も信じてるし楽しみです。
今後ともどうぞよろしくです
まる
ダイゴ
photo:Aki Yoshikawa